梅の香漂う歴史の景勝地
 茨城県水戸市: 偕楽園 (2010.5.14)

かって表口であった公園北側の表門(黒門)
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かって表口であった
公園北側の表門(黒門)

 
霧島つつじ越しの好文亭(西方面)
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霧島つつじ越しの
好文亭(西方面)
 かみさんがGW明け5/14,15に連休がとれたので、梅の実がいっぱいなっている水戸・偕楽園の朝の散策、旧水戸城三の丸跡の旧弘道館を見学してきました。

 偕楽園は、水戸藩主第九代藩主徳川斉昭(烈公:1800〜1860)が自ら造園計画の構想をねり創設したもので、特に好文亭については烈公が自らその位置や建築意匠を定めたと言われています。
 天保12年(1841)から造園工事を行い、翌13年7月に本園、桜山および丸山が開園されました。
 偕楽園の名称は、中国の古典である「孟子」の「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」という一筋から取ったものです。

 偕楽園は早春には約100種、3000本の梅の花が咲き誇る梅の名所と知られていますが、起伏に富んだ地形に杉林や孟宗竹、桜や霧島つつじ、宮城野萩などの他、表門、偕楽園記の碑、吐玉泉や仙奕台など歴史を偲ばせる史跡があり、四季を通じて楽しむこと出来ます。
寒水石の井筒に清水がこんこんと湧き出ている吐玉泉
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寒水石の井筒に清水が
湧き出ている吐玉泉

 
石でできた碁盤や将棋盤、琴石がある突き出た台地の仙奕台
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石でできた碁盤や将棋盤、琴石が
ある突き出た台地の仙奕台
 眼下には千波湖や田鶴鳴梅林、四季の腹など雄大な景観が広がり、好文亭の3階(楽寿楼)からの眺めは格別です。

 好文亭は木造二層三階建ての好文亭本体(楽寿楼、藩主の間、広縁、何陋庵など)と木造平屋造りの奥御殿(松の間、梅の間、竹の間など九室)の二つに分かれていて、太鼓橋廊下で連絡しています。
 斉昭(烈公)はここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて、詩歌や養老の会などを催しました。
 奥御殿は、城中に出火があった時の避難場所として備えられ、藩主夫人やお付の婦人が使用しました。
 「弘文」とは梅の異名で、晋の武帝の「学問に親しめば梅が開き、学問を廃すれば開かなかった」という故事に基づいて名付けられました。
 好文亭は昭和20年(1945)8月2日未明の空襲で全焼しましたが、昭和30年(1955)から3年かけて復元されました。
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偕楽園と千波湖
           << 年 間 行 事 >>
   ・水戸の梅まつり ・・・・(2月20日〜3月31日) ・・・偕楽園、弘道館
   ・さくらまつり    ・・・・(4月1日〜4月15日)  ・・・偕楽園、桜山、桜川、千波公園
   ・ツツジまつり   ・・・・(4月下旬〜5月上旬)  ・・・偕楽園、千波湖畔、森林公園
   ・水戸の萩まつり ・・・・(9月1日〜9月中旬)   ・・・偕楽園
 
常磐神社側の東門
常磐神社側の東門
 
東門前から御成門方面への杉並木(北方面)
東門前から御成門方面への
杉並木(北方面)
鈴なりになっている梅の実
鈴なりになっている梅の実
 
藤棚前からの見晴広場西端の井戸跡
藤棚前からの
見晴広場西端の井戸跡
見晴広場北側の満開の藤棚(南面)
見晴広場北側の満開の藤棚(南面)
 
藤棚前からの好文亭への登り石段と芝前門(西方面)
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藤棚前からの好文亭への
登り石段と芝前門(西方面)
好文亭側からの中門(内側南東面)
好文亭側からの中門
(内側南東面)
表門方面からの好文亭中門(北西面)
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表門方面からの
好文亭中門(北西面)
竹林と梅林の境に見える土塁?
竹林と梅林の境に見える土塁?
表門を入ってすぐ右にある一の木戸
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表門を入ってすぐ右にある
一の木戸
大杉森と孟宗竹林を分ける遊歩道(南西方面)
大杉森と孟宗竹林を分ける
遊歩道(南西方面)
好文亭西方下の遊水池とJR常磐線を跨ぐ梅桜橋(人道橋)
好文亭西方下の遊水池と
JR常磐線を跨ぐ梅桜橋(人道橋)
仙奕台からの月池と桜川沿いの梅林(南西方面)
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仙奕台からの月池と桜川沿いの
梅林(南西方面)
見晴広場からの右近の桜と好文亭遠景(西方面)
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見晴広場からの右近の桜と
好文亭遠景(西方面)
仙奕台からの偕楽橋と千波湖(南東方面)
仙奕台からの偕楽橋と千波湖(南東方面)
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常磐神社
 御祭神は二柱です。
  ・高譲味道根命(たかゆずるうましみちねのみこと)・・・徳川光圀公(義公)。
  ・押健男国御楯命(おしたけおくにのみたてのみこと)・・・徳川斉昭公(烈公)
 上記のお二柱をご祭神として、明治5年5月12日に現在地に鎮座されました。
 これ以前には偕楽園の祠堂に祀られており、明治6年に明治天皇より勅旨を以て「常磐神社」の社号を賜り県社に列格、明治16年には別格官幣社に昇格しました。
[ 現地の「常磐神社」境内案内図 (108kB) ]
東湖神社前からの常磐神社本殿(南面)
東湖神社前からの常磐神社本殿(南面)
神社専用駐車場側の東鳥居と神社石碑
神社専用駐車場側の
東鳥居と神社石碑
東湖神社正面(西面)と偕楽園東門への道
東湖神社正面(西面)と
偕楽園東門への道
東鳥居をくぐって本殿手前右側の義烈館
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東鳥居をくぐって
本殿手前右側の義烈館
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 偕楽園公園                                    平成22年5月14日時点  
◇所在地 ・茨城県水戸市常磐町1-3-3
◇交通 ・JR常磐線・水戸駅北口より、線路沿いの県道50号線を西に進み、偕楽園駅を過ぎて、
   偕楽園南口の歩道橋を上がり、線路を越えて、北に約200mほどで偕楽園東門へ
   (約2.5km、徒歩約40分)
・「東門」へは、JR常磐線水戸駅北口バス乗り場(約20分)
  4番:茨城交通バス、偕楽園行き「偕楽園東門」または「偕楽園前」下車、徒歩3分
  6番:関東鉄道バス、偕楽園行き「偕楽園」下車、徒歩4分
  6番:関東鉄道バス、石岡、鉾田、奥ノ谷坂行き「常磐神社入口」下車、徒歩7分
・「表門」へは、JR常磐線水戸駅北口バス乗り場(約20分)
  4番:茨城オートバス、茨城交通バス「歴史館偕楽園入口」下車、徒歩7分
・常磐自動車 水戸IC(国道50号バイパス経由)から11km(約20分)
◇駐車場 ・偕楽園公園センター周辺の桜山有料駐車場を利用(500円/日)
・常磐神社の有料駐車場を利用(100円/20分)
◇開園時間・午前6時〜午後7時(2/20〜9/30)
・午前7時〜午後6時(10/1〜2/19)
◇休園日・なし
◇観覧料・大人:190円、 ・小中学生:100円、
・70歳以上、障害者手帳所有者:無料
◇問い合わせ ・茨城県 水戸土木事務所 偕楽園公園課
      偕楽園公園センター   TEL:029-244-5454
・一般社団法人 水戸観光協会   TEL:029-244-0441

 好文亭                                     平成22年5月14日時点  
◇観覧時間・午前9時〜午後5時(2/20〜9/30)
・午前9時〜午後4時30分(10/1〜2/19)
◇休館日・年末の3日間(12/29〜12/31)
◇観覧料・大人:190円、 ・小中学生:100円、
・無料:70歳以上、障害者手帳等をお持ちの方
     毎週土曜日;小・中学生、高校生
            (但し、3/25〜4/5,7/21〜8/31,12/25〜1/7は有料)
     観光の日(8月第1日曜日、県民の日(11月13日)
◇問い合わせ ・好文亭料金所    TEL:029-221-6570

参考文献 ・現地で入手のパンフレット、及び、解説板

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