城下町・丸岡市街の紹介 (back)

 日本最古の天守を持つ丸岡だけあって、城下町として情緒のある町です。

 かつては、北陸本線金津駅(現在は芦原温泉駅)、あるいは、曹洞宗大本山永平寺方面の今市駅から京福電車に乗り換えて、本丸岡の駅まで、だんだん近づく城下町と天守を仰いで、〃小さな城下町〃に行く、という感があった。
 しかし、昭和四十年代に廃線となって、それを味わうことが出来なくなり、まったく残念でならない。
昭和四十年代の丸岡市街図
丸岡市街図
 町を通り抜ける旧国道8号線沿い(旧北陸街道)には多くの寺院があるが、これは寺町の名残りだ。

 どのお寺もいいのですが、ことに高岳寺は城主有馬家の菩提寺であるため雄大です。
 また、日堂寺の庭とつつじもまたよい。この寺は、本多家の墓所でもあった。

 武家屋敷は、荒町六軒町、さらに中島鉄砲町善座町にかけて広くあって、その総数は九十四を数え、外堀の内側、すなわち、城の三の丸にあたる所は、家老以下の重臣屋敷が営まれていた。

 町屋は、外堀の西から南にかけてあった。その中心は富田(とんだ)石城戸(いしきど)両地区で、さらに室町谷町新町と五ヶ町があったという。
 町屋総数は、四百四十軒といい、酒屋十四軒を筆頭に多くの商家で賑わい、ことに新町には市が催されていた。

 今日、城を訪れるならば、家老屋敷も見ておくとよいでしょう。
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