古城・丸岡城(霞ヶ城) (next)

―― 古式の天守を伝える城 ――

丸岡城
丸岡城
昔の丸岡城の概要
クリックで拡大図(60kB)が見れます。
昔の丸岡城の概要
 
 丸岡城は、丸岡の街の北東部、家並みを見下ろす小高い丘の上に残る平山城です。
 丘は昔、継体(けいたい)天皇の御子椀子(まりこ)皇子がうぶ声をあげたという伝説にちなんで、椀子岡と名づけられ、いつの間にか、丸岡と呼ばれるようになったという。

 丸岡城は、柴田勝豊(勝家の甥)が天正四年(西暦1576年)北ノ庄城(福井)の支城として築城したお城で(別名、霞ヶ城)、屋根が珍しい石瓦でふかれたこの現存する天守日本最古を誇っており、城郭建築史上の重要な遺構とされており、国の重要文化財です。

 天守は初期天守の特色を濃厚にあらわしています。

城桜の名所丸岡城
桜の名所丸岡城
 
城外観と屋根に葺かれた石瓦
城外観と屋根に葺かれた石瓦
 
 現存の二重三層の天守閣は、入母屋造りの屋形に回縁勾欄付きの望楼(廻縁をぐるりと巡らした望楼)を乗せた形式は、犬山城や高知城と同様であり、直線的な屋根の破風、太い出格子、黒い板壁などは初期天守に顕著な特徴だそうです。
 また、各層に銃眼や物見窓を設けている姿も、血で血を洗う戦乱期を思わせるものがあり、天守建築における過渡的の型を知ることができます。

 石垣は、「野づら積み」という古い方式で、すき間が多く、粗雑な印象ながら排水が良く、大雨に崩れる心配はありません。

 現在、城郭一帯には、数百本のソメイヨシノ桜が植えられ、毎年4月の開花時期にその別名霞ヶ城の名にふさわしく、花の霞に浮立つ古城の眺めは一しお旅情をそそるものがあり、県下の景勝地として有名です。

 ◆丸岡城の概要 ◆丸岡城の城郭図
 ◆丸岡城の歴史 ◆丸岡城の歴代城主
 ◆丸岡城の遺構 ◆丸岡城への交通
 ◆丸岡城の構造 ◆丸岡城に関するwebページのリンク集へ
 ◆丸岡城の伝説 ◆城に関する参考文献、資料集

kみむのトップページへ  © 1997-2004,2006,2007 kみむ