伊勢上野城跡

―― 織田信包が津城の仮城として築城した城 ――

北側入口左にある本城山青少年公園石碑
北側入口左にある
本城山青少年公園石碑
本丸北端の櫓台跡に建つ展望台(南東面)
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本丸北端の櫓台跡に建つ
展望台(南東面)

 上野城は、元亀元年(1570)織田信長の弟信包が津城の仮城として、この地に築城し、天正8年(1580)津城の完成と共に、信包に代り、分部光嘉が上野城代となり、文禄4年(1595)一万石の独立した上野城となって光嘉が城主となった。

 慶長5年(1600)関ヶ原合戦の際、津城主富田信高をたすけ、その功によって所領二万石となったが、元和5年(1619)城主分部光信は江州大溝藩へ移封となって、上野藩は廃藩となった。

 この城は、標高30mの台地に土畳ねかさみで構えたものであって現在、本丸跡といわれる台状地があり、その北隅にさらに高い櫓状の台状地がある。
 この東側の畑と山林が二の丸といわれ、本丸、二の丸を囲む、南、北、西の平坦地は、家中の侍屋敷が建ち並んでいたという。
二の丸東側に残る櫓台跡の土塁?
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二の丸東側に残る櫓台跡の土塁?
本丸南東角に残る大きな土塁
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本丸南東角に残る大きな土塁

 本丸の一角に本城松という、一大松樹があって、海上を航行する船々漁民のめじるしとして尊重されていた。

 現在城域は、本城山青少年公園となっていて、本丸北端の櫓台跡にはコンクリート製の展望台、本丸南東側一段下の二の丸はアスレチック設備のある広場になっていて、訪城時には、近くの小学生が遠足で訪れていて、弁当など食べていました。

 本丸、二の丸を囲む南、北、西の平坦地は、家中の侍屋敷が建ち並んでいたそうですが、現在はグランドや駐車場、庭園化していました。
四方を土塁で囲まれている 本丸跡
北東側グランドからの本丸の土塁(東面)
北東側グランドからの本丸の土塁(東面)
展望台前からの本丸南東側の大きな土塁
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展望台前からの
本丸南東側の大きな土塁
本丸東側の土塁(北西方面)
本丸東側の土塁
(北西方面)
土塁の内側を巡る溝地跡が見える井戸
土塁の内側を巡る溝地跡が
見える井戸
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アスレチックの設備がある 二の丸跡
二の丸南東側(南方面)
二の丸南東側(南方面)
 
本丸南下の高い土塁前の遊具(西方面)
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本丸南下の高い土塁前の
遊具(西方面)
本丸南東端へ登る高さのある道
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本丸南東端へ登る
高さのある道
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本丸北側の平坦地
駐車場西側の遊歩道
駐車場西側の遊歩道
 
北側道路沿いに二段ある駐車場(西方面)
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北側道路沿いに
二段ある駐車場(西方面)
道路側(北側)にある土塁跡(東方面)
道路側(北側)にある土塁跡
(東方面)

本丸西側の平坦地
階段状に続く西側屋敷跡
階段状に続く西側屋敷跡
雑木林化している西側屋敷跡
雑木林化している西側屋敷跡
西側遊歩道沿いに続く平坦地
西側遊歩道沿いに続く平坦地
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本丸南側の平坦地
西側遊歩道出口から見た二の丸南側平坦地(東方面)
西側遊歩道出口から見た二の丸南側平坦地(東方面)
南側下搦め手口?への急階段
南側下搦め手口?への急階段
二の丸土塁と空堀で仕切られている南側平坦地にある石塁(北西方面)
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二の丸土塁と空堀で仕切られている南側平坦地にある石塁(北西方面)
展望台からの伊勢湾(真南方面)
展望台からの伊勢湾(真南方面)
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グランドや庭園となっている 本丸東側の平坦地
公園入口からの本丸北東側のグランド(南東方面)
公園入口からの本丸北東側のグランド(南東方面)
一部湿地化している二の丸南東側の庭園(北西方面)
一部湿地化している二の丸南東側の庭園(北西方面)
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 本城山青少年公園(上野城跡)                       平成22年4月30日時点  
◇所在地 ・三重県津市河芸町上野
◇交通 ・近鉄名古屋線 「豊津上野駅」から、国道23号線に出て北上し、
   最初に左に入る道に入り、登りきってぶつかった道を右に行くと公園入口があり。
   (約1.2km、徒歩約15分)
   ※ 旧伊勢街道から急階段で公園の二の丸跡公園に直登するルートもあり
・伊勢自動車道 津ICから、県道42号線を東に進み〜国道23号線には入り、北上し、
   豊津上野駅近くの路地を本城山に左折して公園前へ
・伊勢自動車道 芸濃ICから、県道10号線(伊勢別街道)〜国道23号線を北上し、車25分
◇駐車場 ・本城山青少年公園の門を入ってすぐ右上の無料駐車場を利用
◇問い合わせ津市観光協会   TEL:059-246-9020
津市教育委員会事務局河芸事務所  TEL:059-244-1712

参考文献 ・現地の説明板

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