砂越城跡

南側に標柱の立つ本丸内諏訪神社入口(北方面)
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南側に標柱の立つ本丸内
諏訪神社入口(北方面)
直線状に続く本丸南側土塁跡と堀跡(東南方面)
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直線状に続く本丸南側土塁跡と
堀跡(東南方面)
■ 砂越城の由緒
 砂越城(さごしじょう)は、久寿元年(1154)、播磨(今の兵庫県)の豪族赤松氏の三男石黒氏が築いたもので、東西六丁半間(670m)、南北4丁(435m)の方形の城である。

 文治5年(1189)、源頼朝が奥州平泉の藤原泰衡を滅ぼし、8月吉書始めに砂越氏を出羽の郡司に任ぜられた。
 砂越氏は、初め政所(八幡町政所:現酒田市政所)において政務を執ったが、程なく砂越城に入り居城とされた。

 嘉吉3年(1443)、砂越氏信公は戦いに敗れ落城、これより斯波家氏の四代矢口将監氏益公が城主となった。
 六郎氏雄に至り、文明10年(1478)、室町幕府九代将軍足利義尚公に直礼し、信濃守に任官され、飽海三万石を受けた。
西館跡の公民館前からの本丸への詰橋(東南方面)
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西館跡の公民館前からの
本丸への詰橋(東南方面)

 
本丸西側に残る水堀(北方面)
本丸西側に残る水堀
(北方面)
 永正10年(1513)、故あって氏雄公討死。
 永正15年(1518)、大宝寺武藤の舎弟氏維公は、初め田川郡遊摺部楯に居るも、程なく砂越城に入り名代となる。
 天文元年(1531)には、大宝寺の請により藤島土佐林氏を討ち、次いで大宝寺を尾浦(大山)に追い、北は女鹿より南は荒谷まで、庄内は砂越氏の版図となる。

 天正16年(1587)二郎入道の代、千安の役にあたり、故あって城を開き、安東秋田氏に身を寄せる。
 後に、上杉の臣荒川玄蕃が城代となる。
 慶長6年(1601)、庄内関ヶ原の合戦で、城・城下街共に総炎上し、後に、最上の臣荒井右ェ門城代となったが、元和2年(1616)に廃城、本丸の土塁、濠を残して畠地とした。
 元禄7年(1694)、諏訪神社を本丸跡に再建し、現在に至る。
  ※ 以上、本丸跡内に設置の資料館正面の説明板より
本丸西角に建てられた模擬隅櫓(南面)
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本丸西角に建てられた模擬隅櫓(南面)
砂越城北ノ門跡の標柱
砂越城北ノ門跡の標柱

 砂越城は、久寿元年(1154)に建てられた城で、その一角には見張り台の役割を果たす隅櫓があったとされています。
 復原された櫓は、茨城県猿島町にある逆井城の井楼櫓(せいろうやぐら)を参考に、砂越城跡公園のシンボルとして平成5年に整備したものです。
 危険防止のため櫓の常時開放は行っていませんが、説明板にある連絡先に連絡すると、展望台へ登れるそうです。

[ 砂越城 絵図 (89kB) ]

 本丸跡は、現在諏訪神社境内として、長方形(東西42間x東西35間)の規模で、周囲を土塁で囲み、その周囲を水堀が覆っています。
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北側遊歩道の先にある資料館と由緒説明板 北側道路に並行して資料館まで延びる遊歩道 本丸東角から北西方面に延びる堀跡の道路
北側遊歩道の先にある
資料館と由緒説明板
北側道路に並行して
資料館まで延びる遊歩道
本丸東角から北西方面に
延びる堀跡の道路
本丸跡からの詰橋向こうに公民館(西方向) 本丸北角から南西方面に延びる水堀 本丸北角から南東方面に延びる堀跡の道路
本丸跡からの詰橋向こうに
公民館(西方向)
本丸北角から南西方面に
延びる水堀
本丸北角から南東方面に
延びる堀跡の道路
西館跡に建つ公民館(北方面) 西側詰橋からの西側水堀(南西方面) 本丸西角から詰橋に延びる水堀(北東方面)
西館跡に建つ公民館
(北方面)
西側詰橋からの西側水堀
(南西方面)
本丸西角から詰橋に
延びる水堀(北東方面)
本丸南側に残る土塁と空堀跡(西北方面) 本丸南側入口にある庚申塚と諏訪神社鳥居(北方面)
本丸南側に残る土塁と
空堀跡(西北方面)
本丸南側入口にある庚申塚と諏訪神社鳥居(北方面) (24kB)
 
東角からの半分がグランドになっている本丸跡内部(正面に神社社殿右側面が見える) 本丸東角からの諏訪神社社殿右側面 へ
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東角からの半分がグランドになっている本丸跡内部(正面に諏訪神社社殿右側面が見える) (28kB)
本丸跡東角から二ノ丸跡北部方面 本丸南角の二ノ丸跡側の土塁と石垣(南方面)
本丸跡東角から
二ノ丸跡北部方面
本丸南角の二ノ丸跡側の土塁と石垣(南方面) (22kB)
 
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 砂越城跡本丸公園                                   平成21年4月29日時点  
◇所在地 ・山形県酒田市(旧平田町)砂越字楯之内
◇交通 ・JR羽越本線砂越駅より線路東側沿いに南下し、途中から長應寺に向かい約10分(約1km)
◇駐車場 ・砂越公民館の駐車場か、本丸公園の北側路肩スペースを利用
◇問い合わせ酒田市平田総合支所 建設産業課 商工観光係  TEL:0234-52-3111(代)
酒田市観光案内  (酒田市観光物産課)  TEL:0234-26-5759

参考文献 ・現地解説板、現地入手のパンフレット

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