角館古城跡 [ 別名:古城山(ふるしろやま)城跡 ]

駐車場から古城山へ上がる道沿いの城跡碑 
ダブルクリックで拡大図(107kB)へ
駐車場から古城山へ上がる
道沿いの城跡碑
古城橋からの檜木内川越しの角館古城遠景(北北西方面) 
ダブルクリックで拡大図(82kB)へ
檜木内川の古城橋から
角館古城遠景(北北西方面)

 現在、古城山(ふるしろやま)の名称で呼ばれていますが、かつては姫小松が多く茂っていたことから小松山と呼ばれていたようです。
 中世にこの地を治めた戸沢氏(後の新庄藩主)の頃は、山の上に館を置き、北麓に城下町を造り、軍事的機能を優先した町づくりが行われました。

 現在の町割りは元和6年(1620)芦名氏によるものですが、やはりこの山を軸として戸沢氏時代とは正反対に城下町の縄張りが行われました。芦名氏による町づくりが始まった年、「一国一城の令」が発せられ、館も南麓に移しています。

 芦名氏断絶の後を受け、この地に所預(ところあずかり)として佐竹北家が任に就き、明治の廃藩に至るまで11代二百余年にわたり角館を支配しました。

古城山頂部削平された広大な平場の主郭 
ダブルクリックで拡大図(92kB)へ
古城山頂部削平された
広大な平場の主郭
主郭からの角館城下と檜木内川(南西方面) 
ダブルクリックで拡大図(77kB)へ
主郭からの角館城下と
檜木内川(南西方面)

 城跡のある古城山への登り口は、檜木内川側南西部にありそうに思いましたが、実際には武家屋敷の北側を走る国道46号線を200m程東に向かい、左側の七色稲荷神社を目指すと判りやすいです。

 神社下の道を通り駐車場まで上がると西側斜面を登る舗装道と南側斜面の切岸を登るかなりきつい坂の連続の遊歩道があり、どちらも10分ぐらいでかなりの広さの主郭にたどり着けます。
down へ >
古城山城跡
古城山への登り口の南側斜面にある七色稲荷神社 
クリックで拡大図(109kB)にいきます。
古城山への登り口の南側
斜面にある七色稲荷神社
広大な平場の主郭 
クリックで拡大図(89kB)にいきます。
広大な平場の主郭
 
主郭南西側10m下にある二の郭 
クリックで拡大図(103kB)にいきます。
主郭南西側10m下にある
二の郭
top へ >< down へ >
角館の町並み
深い木立と重厚な屋敷構えが今もなお藩政時代の面影を残す街、角館は、東北の小京都と呼ぶのにふさわしい風情を町全体に漂わせたシダレ桜の名所です。
この街は元和6年(1620)角館地方を治めていた芦名義勝によって造られました。豊かな仙北平野の北部に位置し、三方を山々に囲まれ、西は桧木内川、南は玉川に沿った地形で、城下町を形成するのに最も適した場所でもありました。
城下の縄張り(設計)として最も注目されるのは、南北に延びる町の中央に土塁を築いた「火除け」を設け、武家居住区の「内町(うちまち)」と町人居住区「外町(とまち)」とに分断したことです。武家屋敷は生活の場所であると同時に、ひとつの城郭を成していると言えるでしょう。
古城山山麓の国道46号から火除け前までの通称「武家屋敷通り」と呼ばれる区域が、昭和51年9月、重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

[ 角館伝統的建造物群 保存地区 案内板 (95kB) へ ]

東勝楽丁に入ってすぐの「武家屋敷通り」(北方面) 
クリックで拡大図(92kB)にいきます。
東勝楽丁に入ってすぐの
「武家屋敷通り」(北方面)
表町下丁南端からの東勝楽丁の「武家屋敷通り」(南方面) 
クリックで拡大図(85kB)にいきます。
表町下丁南端からの東勝楽丁の
「武家屋敷通り」(南方面)
表町下丁の「武家屋敷通り」(南方面) 
クリックで拡大図(99kB)にいきます。
表町下丁の
「武家屋敷通り」(南方面)
表町上丁の「武家屋敷通り」(北方面) 
クリックで拡大図(80kB)にいきます。
表町上丁の
「武家屋敷通り」(北方面)
表町上丁北端の小野崎家棟門と板塀(南西方面) 
クリックで拡大図(85kB)にいきます。
表町上丁北端の小野崎家
棟門と板塀(南西方面)
芦名家時代から残る蔵:表具庫 
クリックで拡大図(83kB)にいきます。
芦名家時代から残る
蔵:表具庫
up へ >< down へ >
石黒家
石黒家は、角館に現存する6軒の武家屋敷では最も古く、勘定役を務めていた最上級武士の家屋です。主屋は、およそ築200年経っていますが、間取りなどは建築当時とほぼ変わらず、現在も直系の子孫が住み続け、一部を公開しています。
唯一屋敷に上がって、武家の生活様式(歴史・文化)について案内を聞きながら見学できます。

   <開館時間> 9:00〜17:00 ※ 季節により延長します
   <入館料> おとな:300円、こども:150円
 
石黒家の薬医門と主屋 
クリックで拡大図(101kB)にいきます。
薬医門と主屋
石黒家の主屋正面(玄関と入口) 
クリックで拡大図(93kB)にいきます。
主屋正面(玄関と入口)
入口を入ってすぐの座敷と奥に囲炉裏 
クリックで拡大図(68kB)にいきます。
入口を入ってすぐの座敷と囲炉裏
武家屋敷通りに面した北側の座敷と庭 
クリックで拡大図(82kB)にいきます。
武家屋敷通りに面した
北側の座敷と庭
座敷の欄間にあった亀の彫り物 
クリックで拡大図(62kB)にいきます。
座敷の欄間にあった
亀の彫り物
主屋の土間でつながる資料館になっている土蔵 
クリックで拡大図(40kB)にいきます。
主屋の土間でつながる
資料館になっている土蔵
up へ >< down へ >
角館歴史村・青柳家
武家屋敷青柳家は、およそ350年前から現在地に屋敷を構え今日に及んでいる。角館を町割りをした芦名氏の断絶後、角館所領となった佐竹北家の組下となり身分は変わったが、石高は四十五石から江戸末には百石を超えている。
薬医門には万延元年(1860)の矢板があり、主屋もその頃建て替えられたと考えられる。主屋は茅葺寄棟造の鍵屋で玄関・取次ノ間・座敷・仏間・納戸があり、角館の武家屋敷の中でも豪華である。

[ 角館歴史村・青柳家 案内図 (118kB) へ ]

   <開館時間> 夏季 午前9時から午後5時まで ※ 冬季は午後4時まで
   <入村料> 大人:500円、中人:300円、小人:200円
青柳家の薬医門 
クリックで拡大図(87kB)にいきます。
青柳家の薬医門
茅葺寄棟造の鍵屋の青柳家主屋の入口 
クリックで拡大図(89kB)にいきます。
茅葺寄棟造鍵屋の主屋の入口
青柳家主屋の玄関 
クリックで拡大図(85kB)にいきます。
青柳家主屋の玄関
主屋前にある井戸跡 
クリックで拡大図(76kB)にいきます。
主屋前にある井戸跡
青柳家主屋南側にある井戸跡 
クリックで拡大図(113kB)にいきます。
主屋南側にある井戸跡
青柳家主屋の座敷床間の武者鎧兜 
クリックで拡大図(59kB)にいきます。
主屋の座敷床間の武者鎧兜
up へ >< down へ >
岩橋家
岩橋家は会津からの芦名家譜代の家臣でしたが、後に佐竹北家の組下となりました。
屋敷は江戸時代末期に改造されたもので、屋根も茅葺きから木羽葺きに変えられました。そのおかげで、明治時代の大火で焼け残ったともいわれています。屋敷内には、栗や赤松などの樹木が多く、なかでも樹齢約280年と推定される柏の巨木は、この屋敷のシンボルになっています。
 
岩橋家の薬医門 
クリックで拡大図(88kB)にいきます。
岩橋家の薬医門
 
岩橋家の主屋の玄関 
クリックで拡大図(88kB)にいきます。
岩橋家の主屋の玄関
 
岩橋家の主屋の座敷の廻り縁でくつろぐ観光客 
クリックで拡大図(86kB)にいきます。
主屋座敷の廻り縁で
くつろぐ観光客
up へ >< down へ >
河原田家
河原田家は、戦国時代に芦名家の重臣として会津から角館へ移ってきました。本家百石、分家五十石を拝領しましたが、芦名家断絶後は佐竹北家の組下となりました。
建物は明治中期に建てられたものですが、間取りは武家住宅の形式を踏襲しており、屋敷の構成は藩政時代そのものです。
 
河原田家の薬医門 
クリックで拡大図(91kB)にいきます。
河原田家の薬医門
河原田家の主屋の玄関と庭への棟門 
クリックで拡大図(88kB)にいきます。
主屋の玄関と庭への棟門
河原田家の主屋玄関にあった衝立 
クリックで拡大図(47kB)にいきます。
主屋玄関にあった衝立
河原田家主屋座敷を囲む濡れ縁の廻りの板戸囲い 
クリックで拡大図(89kB)にいきます。
主屋座敷を囲む濡れ縁の
廻りの板戸囲い
河原田家主屋の座敷内部 
クリックで拡大図(32kB)にいきます。
主屋の座敷内部
 
up へ >< top へ >

  古城山(ふるしろやま)城跡 (古城山公園)                  平成24年8月6日時点
◇所在地・秋田県仙北市角館町古城山
◇交通 ・JR秋田新幹線(田沢湖線) 「角館駅」より、駅前通りを角館郵便局前まで西進し、
   右折して武家屋敷通りを抜け、国道46号線の武家屋敷入口信号まで北進し、
   右折後約200m進み、古城山入口を上がる(約2.3km、徒歩約40分)
・秋田空港より「あきたエアポートライナー」を利用、青柳家にて下車
   (所要時間約80分、徒歩約10分)
・秋田自動車道、大曲ICより国道105号線(角館街道)を北へ約27km北上し、
   城廻三叉路で国道46号線に左折し、約500m進み、エッソGSの反対側の
   右手の古城山入口にを上がり、駐車場へ
◇駐車場・古城山公園の無料駐車場を利用
◇問い合わせ角館観光協会 観光情報センター 「角館駅前蔵」
      TEL:0187-54-2700

参考文献 ・現地で入手のパンフレットや説明板
仙北市 観光スポット 角館のページ

go to home page  日本の城郭めぐり へ  © 2012,2013 kみむ